素材の表情を汲む 豊田市新築工事 ~名古屋市内の設計事務所~

工事が続いている豊田市の新築工事。
写真は、先日現場に納品された素材を大工さんと並べて表情の確認をしたときのものです。
人間と同様、それぞれ表情や色合いが異なるため、材を貼り合わせたときに相性が良くなるよう、
材料を梱包から出し、大工さんと表情を汲んでいるところです。

並べているのはレッドシダーという材料で、
住宅や店舗でも比較的よくつかわれている化粧材です。
色味がバラエティーに富むため表情が出やすいのが特徴だと思います。
写真のものは内部にも使う8㎜のパネリング材。
貼る前に、オイルクリアを塗装して手垢で汚れが付きにくいように仕上げると、色味はもう少し濡れ色(濃色)に表情を変えます。
天井や壁に貼ることで、室内を天然木に優しく包んだり、表情を持たせたりできます。

写真のものよりも分厚い材料を外部に用いたりも出来ます。
外部で火災が起きた場合に燃えにくいよう性能を持たせるため、
18㎜程度の厚みとし、発泡性の薬剤を注入したものを外壁として用い、
炎が当たると、浸透している薬剤が泡のように表面から出て炭化層を形成し燃え広がらないように働きます。

もともとレッドシダーはヒノキ科(ネズコ属)の樹種で、日本のヒノキやヒバを同様に、
木材自体が持つ抽出成分が高い防腐・防蟻性能持っています。

今回は、内部にも外部にもそれぞれ一部貼りこむ計画があるため、
これも仕上がりが楽しみな点の一つです。

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