京都への旅行 ~名古屋市内の設計事務所~

しばらく前に行った旅行記です。
ブログ記事にしようとしてなかなか書けていなかった記事を書きます。

仕事柄、旅行への行先も建築にかかわる場所へ足を向けることが多く、
昨年、足を延ばした先は京都の伊根という町へ行った。

日本のヴェネチアともいわれるこの町は、江戸時代日本海につながる漁港として栄えた港町。TVでもたびたびロケ地として利用されている町。海水の透明度も高いのが大変印象的でした。

現地へ行くと観光用の海上タクシーがあり、港町を周遊しながら、海側からこの町の特徴でもある伊根湾に面して建つ舟屋を案内してもらった。

この舟屋、一階が船のガレージ、二階が住宅の居室になっていて、伊根湾に面して約230軒もが連なって立っている。間隔もそれほど空けずに建っているため迫力を感じられる。
将棋の駒のように屋根の妻面(三角の面)が海に連なって、なかなか見ない景色として映り、街並みを保つことの美しさに触れました。

居室として使われていない舟屋では、二階床組み(床板)をしないで吹抜状態にし、漁で使う網の網干し空間として使っているようです。

生活の基盤は面する海とは逆、道を挟んで山側に母屋があり、現在も生活されている方はみえ、漁業中心の生活が引き継がれている。

独特な景観と人々の暮らしは国の「重要伝統的建造物群保存地区」にも選定されている。
江戸時代中期(1800年代)前後から存在しているそうです。

旅行に建築を絡ませて見に行くと、その建物とロケーションだけをくみ取ってしまうことが多かったのですが、街並みとして意識を向けると見えてくるものも多く、街並みの保存ということの重要性を貴重に感じた。

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