豊田市で進む新築工事。
写真は階段吹抜け廻りの造作工事。
腰壁高さで納めた収納造作に、階段手摺を取り付けた工事です。
お施主さん、大工さんとも何度も話し合い計画。
持ち手の材料の大きさから、壁から持ち出し寸法を決めることになる台座の寸法。
そして、持った時に指がかかる溝加工の寸法。
大工さんに材の加工をしていただき、現場で打合せした寸法が出来上がり、
取付けられた手摺を触る。
打合せの経緯を感じることができる階段手摺となりました。
廻り階段の壁あたりに来るよう北側だけれど大きな開口を計画しています。
二階から一階に降りるとき、壁あたりが明るいと空間を明るく感じられるように、
そして、吹抜けでもある階段室に光を落とすことで、一階の玄関ホールに光を注ぐため。
光のことは、自分の頭の中でイメージ出来ていても、
それをお施主様にうまく伝えるのはなかなか難しいのですが、
ここまででき上ってくると共感いただける。
この仕事をしていて嬉しくなる瞬間です。